2024-05

 

二重言語の果て

人間を本能的に突き動かすことば 本能を超えた場所から生まれることば
 

地球のことば

少しでもUnity使える様になろうと動画を漁る。 わからない英語を指示されるままに、とりあえず入力。 段々と複雑になって、やりはじめてすぐに、何をしているのかわからなくなりました。 わからないのに、設置した球体は動いたり消えたりしています。...
 

キャンバス上の実験

四角い画面の上で、描けた、描けないって、何をしているんだろうね。 懲りずに何十年も繰り返してさ、そんなことに人生費やしているんだから、面白いな。
 

淡々と上の空でバクバク鳴る心臓

ゴミを持って出るのを忘れて、取りに戻って。 今度は捨てるの忘れて、持ったままずっと歩いてて。 朝から行ったり来たり。 ドラックストアに着くと、買おうとしていたリップクリームの棚の前で、おばさまが倒れていて、店員さんを呼びに行って。 買わずに...
 

香りのしない花束

背骨抜かれて足折られて「ほら歩いてみなよ、世界はいいところだよ!」なんて言われる様な、ふざけた出来事は、知らないふりをしているだけで、本当はそこらじゅうにあって、だからこそ、そんなことで、終わってたまるか。 夢をみることさえ酷である境遇を生...
 

木の上に立って見守る/遊具にぶら下がって共に遊ぶ

「見て見て!!」 って言いながら、いつかは大人になる子どもが、滑り台で遊んでいる。 かつて子どもだった大人が、それを見守りながら遊具にぶら下がって懸垂をしてた。 何歳だって一緒だよね。
 

チョコレートコーヒー

甘くないコーヒーが好きなんだけど、マグカップを2つ並べて飲んでいると、とても美味しく感じた。 チョコレートシロップを入れたらしく、少し甘い。 多分1人で飲んでいたら、違ったのかもね。 僕は甘いコーヒーを飲む様になって、きみは甘くないコーヒー...
 

81億人の瞳

外の世界をあまり知らない。 触れたものでさえあまり掴むことなく、気づけば流れてしまって、結局どこまでもただ自分の世界だけになる。 触れて、何を見ているのか、わからなくなるのが嫌だ。 わたしは1人しかいないのに、目が何十個もついている気持ちに...
 

あなたは赤が嫌いでした。 でもきっといつか、仲良くなれるのだと、馬鹿なわたしは信じていて、あなたが好きでした。 わたしは朝、透明の空き瓶に身体を傾け、窓辺で揺れていました。 夕方には、寂しげにうつむく、横顔を照らしました。 夜が来て、あなた...
 

愛だの恋だのは多くの人が興味を引くテーマで、それは僕たちの始まりからして、切り捨てられないものだから仕方がないよ。 ここにある、ありとあらゆるものが、2つからできていて、芸術だって何となく、そういうものが背景にある。 だけど僕が捉えたいのは...