2024-06

 

04:28

いろんな言葉が頭をよぎって、胸が痛い。 だからどうってことではなく、ただ痛いって、それだけ。 10センチ開けたカーテンの隙間から覗く、夜明け前の空気が部屋に入り込み、音も無く、ぼくの背中に触れてくる。 繋がったあの時間は確かにそこに、あった...
 

言葉では無い“それ”を現せ。 無形のお題を与えられ、私は筆で「人」と書きました。 お習字のような、大きな文字で。 けれど書きながら、もっと伝わるように具体的にするべきである気がして、「人間愛」と続けました。 …という、おかしな夢を見たなぁっ...
 

雨で泣いている人がいて

そんな人を思いながら、雨上がりに散歩をしました。 湿って透き通った緑の向こう側に、太陽が見えて綺麗でした。 泣いている瞳の奥も、同じようでありますように。
 

呼吸するように

綺麗になり過ぎず、汚れ過ぎず、淡々と静かに、今のどうしようもなさと、奇跡をただ、生きていたいと思います。
 

私は車に蝶々は空へ

タクシーに乗ろうとした時、右腕に大きな蝶々がとまった。 運転手は重たいキャリーバックを持ち上げて、荷台に乗せているところ。 蝶々は鮮やかなオレンジ色で、羽をふわふわさせながら、なかなか飛んでいかない。 私と蝶々と、2つの時間だけが、静止して...
 

色の無いベール

綺麗なだけの鋭い光が、きみを追い詰めたんです。 きみを汚していることを知らず、彼女は輝き続けました。 泥に塗れたきみを彼女は純白の布で覆って、ほら笑ってと微笑みました。 きみはどこへ? きみはきっと静かに目を瞑って、泥の熱さと光の冷たさを、...
 

バズり推し

バズった頃に寄ってくるなんて見る目無いなって絶望しながらファンサしている彼の愛する人は幼な馴染み。
 

晩年消息不明

父親の風俗画を手伝う人生、自身の作品は1枚のみ。 晩年は消息不明。 残った彼女の作品は風俗画からは遠い、女性らしく繊細な絵。 最高に格好良くて憧れる。 ひっそりと生きたいな。
 

たったひとりの命

わたしには伝えられる回答なんて無いんだよ。 たった1人の命が見ただけの、狭い視点なんだから導けないよ。 わたしが言えるのは、私はこう生きたって、それだけだから。
 

投稿するほど減るチャンネル

昔使っていたアカウントを使用しているもので、投稿すればするほど登録者数が減るという現象が起こり続けている私のYouTube。 1000人切るまで、あと140人! 逆行人生。 そうなったらひとりでひっそりと、お祝いしようと思います。 気にせず...