夏の終わりの飴細工 溶けてしまう前に僕を見て。 でも壊れてしまうから触れないで。 ひんやりとした風が時間を連れ去ると、蝉の声が遠のいて、空はもっと高くなった。 遠くから、描く僕の背を見つめるきみと、青い透明の中にずっと。2024.09.05