聞こえていたのは誰かの名前 求められることの無意味さを知った。 声を聞いた。声を返した。 向き合って、最後はただ空っぽだった。 多分追いかけている何かに、似ている人がそこにいて、呼ばれたの。 だからわたしは、出しかけた手を引っ込めて、絵筆を取るんだ。2024.10.21
なんでもないよ なんでもないから、なんでもいい。 だって風が気持ちいい。 今日は冬に向かう、昨日とは全然違う空気が漂っていて、 肌寒いから、バターキャラメルのホットコーヒーを入れる。 何となくで選んだ黄緑をキャンバスに塗って ゆるっと生きてるだけ。2024.10.20
path 0’→Black→White→Black→0’→Black→White→Black→0’ 0’→Black→White→ White /Black → White /Black → White /Black →∞2024.10.20
仮想空間逆輸入 歪んだ愛の形に、救われることもあるのだろうか。 相容れない思いは、いつも関係のない場所で悲劇を生むんだ。 幸せでありたいと、人は共通の願いを抱くけれど 幸せの形はどうしたってすれ違う。 僕に何ができる? 僕だって誰かの願いを受け止められずに...2024.10.20
日向の五つ星 太陽いっぱい浴びて、艶々に熟れた果実は木の上の方に生ってるらしいよ。 それは可愛くて、甘くて、人気なんだ。 もうひとつは知る人ぞ知る場所に。 星の数では測れない特別なやつ。 目を凝らさない限り、無いも同然。 よく見えない場所にあるから、物好...2024.10.18
蜘蛛の巣 毎日、描いて、描いて、描いて。 何で描いてるんだっけ。 ふとわからなくなる。 1人でもいいじゃない。 絵に命捧げて、クズだろうが何だろうが、どんな生き方だって。 これしかないんだよ。わたしには。 そのたったひとつさえ、今にもちぎれそうな程に...2024.10.16
透明な白に溺れて 白い絵の具を買い足そうと、調べ物。 白の深さに魅了され中。 最近は今まであまり手を出してこなかった油彩で遊んでいますが、同じ白でも青みや黄みの色合いが異なるのはもちろんのこと、透明度も違うそうで、試してみたくなりますね。 他の絵の具と美しく...2024.10.13