潰れた朝が好きなんだって 「好きだよ」 そうだね。でもきみが好きなのは“きみのことが好きな僕” 言葉は美しくて嘘ばかり。 きみは僕の闇を愛してはくれないよ。 僕の光がなくなった時、あわてて「愛してるよ」なんて触れてさ。 きみは優しくて、よかったね。 汚れてみてよ。僕...2024.06.30
重いワンスクロール その人の人生を詰め込んだ、大切な投稿さえも、一瞬で流れていく。 私も流しているし、流されている。 承認される場であるはずが、大切な何かをみんなで削りあって、胸の中に棘を残したまま手を取り合うの。 だからここが好き。 何重にも重なった扉の向こ...2024.06.30
糸、落としませんでしたか? 散歩をしていると、いろいろな落とし物に出会います。 この間は開運お守りを発見して「運落ちてたよ!上げといたよ!」ってみんなに話をしました。 Screenshot 少し前には「お金がなくても平気なフランス人」の本がベンチの上に、ぽんっと置いて...2024.06.29
鏡の中の紅色の恋 「男って本当に単純で勝手。」 ということにして、引き受けてくれているのが男性陣だと思うのです。 わたしたちは好きな色の口紅を塗って、鏡に映った自分にうっとりしているだけだから。2024.06.27
あがれよ。くだれよ。 幸せを見て苦しむなら、汚いわたしを見てください。 汚れたものを見て不快に思うなら、輝く姿を受け取ってください。 本当の醜さとは、苦しむことを知っていながら、それを無感情でするようなものなら、わたしはまだまだ人の痛みを知らない、未熟な人間です...2024.06.27
愛ってのはその程度 美しいものを見た。 「そんなの嘘だろ。もっとありのままを見せてみろよ。」 今度は汚れたものを見た。 「きみが嫌って切り落としたかったもの、わたしはとても愛おしかったよ。」2024.06.27