言葉の隙間∞記憶を繋ぐ
空柄の天井
1人でできることの、限界を感じています。 せめて天井に届くくらいには、精一杯に手を伸ばそうと思います。
聞こえていたのは誰かの名前
求められることの無意味さを知った。 声を聞いた。声を返した。 向き合って、最後はただ空っぽだった。 多分追いかけている何かに、似ている人がそこにいて、呼ばれたの。 だからわたしは、出しかけた手を引っ込…
なんでもないよ
なんでもないから、なんでもいい。 だって風が気持ちいい。 今日は冬に向かう、昨日とは全然違う空気が漂っていて、 肌寒いから、バターキャラメルのホットコーヒーを入れる。 何となくで選んだ黄緑をキャンバス…
path
0’→Black→White→Black→0’→Black→White→Black→0’ 0’→Black→White→ White /Black → White /Black → White /Bl…
仮想空間逆輸入
歪んだ愛の形に、救われることもあるのだろうか。 相容れない思いは、いつも関係のない場所で悲劇を生むんだ。 幸せでありたいと、人は共通の願いを抱くけれど 幸せの形はどうしたってすれ違う。 僕に何ができる…
宮内さん
雑な言葉しか返ってこない中で、いつも必ず 「どうされましたか」と、返事をしてくれた。 今でもずっと、ありがとうって思ってる。
真っ赤なブラウスを着て
赤。失った色。
日向の五つ星
太陽いっぱい浴びて、艶々に熟れた果実は木の上の方に生ってるらしいよ。 それは可愛くて、甘くて、人気なんだ。 もうひとつは知る人ぞ知る場所に。 星の数では測れない特別なやつ。 目を凝らさない限り、無いも…
蜘蛛の巣
毎日、描いて、描いて、描いて。 何で描いてるんだっけ。 ふとわからなくなる。 1人でもいいじゃない。 絵に命捧げて、クズだろうが何だろうが、どんな生き方だって。 これしかないんだよ。わたしには。 その…
透明な白に溺れて
白い絵の具を買い足そうと、調べ物。 白の深さに魅了され中。 最近は今まであまり手を出してこなかった油彩で遊んでいますが、同じ白でも青みや黄みの色合いが異なるのはもちろんのこと、透明度も違うそうで、試し…