言葉の隙間∞記憶を繋ぐ
軽快なステップを踏んで忘れ物
リビングを楽しそうに、るんるんと腕を振って歩く母。 突然立ち止まり、 「あれ?何しにきたんだっけ?」 首を傾げて、くるりと振り返る。 「そんなに楽しそうにステップ踏んで何だろね?」 一緒に考えようとし…
ソーシャル閉鎖の空想戦略
閉鎖された場所で生きてきたのは、正解だったかもしれない。 開くことの無い扉の前で、泣いただけではなかったみたい。転んだからにはタダでは起きませぬ。 鍵はもう見つけたのだから、これからは行ったり来たりし…
誰も知らない宝箱
私だけが知るのも良い。 可愛らしい装飾でもして 仕舞いましょう。 1000年くらい生きた気分で 想い出を。
私の世界を良くしてくれよ
人を想う 泣かないで 人に触れる ひとりでは無いよ 願っている どうかーー。 そんなこと きっとどうでもいいのさ 幼くて面倒だ 弱くて図太い愛しい人よ 世界は泣きながら、ほくそ笑んでいるのさ そんな場…
冬の川辺でガリガリくん
この寒い中でガリガリくん。 小学5、6年か、中学生くらいの女子5人組。 川辺にレジャーシートを引いて、横一列に並びガリガリくんを食べていました。 肩を寄せ合い、冷えた青いブロックを空にかざして、記念撮…
知恵の実NET
今の私に知性があるとするならば、それは誰かが私に、わけてくれたもの。 誰かの一部が私へ届き、私の一部が誰かに届き。 境目もわからないくらいに、混ざり合い、張り巡らされた光のようです。 しかも随時更新中…
存在しないという圧倒的存在感
誰もが憧れ、広く知られ、太陽のようなそういう存在ではなく、微かなものでありたい。 求めていた人にのみ、そこに現れるんです。多くの人は、気づかずに通り過ぎていくのに。 これは、謙虚とは違うものです。 目…
無意味なんだって
ふと思う。 私は今、何をしてるんだろうかと、 勝手にそういう感覚が湧き起こります。 無意味。 それを否定も肯定もせず ただ感じています。 浮かびは消え、消えてはまた現れ、そんな繰り返しをしている、無意…
時が止まる歌
この間、ちょうど下校の時間帯に、どこからともなく歌声が聞こえてきました。 確かね、アスノヨゾラを歌っていたと思います。 あどけなさが残る歌声。けれどどこか大人びていて、とても真っすぐな声。 家の窓の下…
月は何センチ?
夜景を眺めて言いました。 「月が10センチくらいでしょ?」 「え!10もないでしょ、3センチくらいだよ」 我が家の会話。 ええと、これは完全に主観の話です。 みなさんは月、何センチですか? ちなみに私…