レモンの皮 果肉が無くなって萎れてるのを捨てたっていいんだけど それでもまだできることに、しがみついてみたりして。 ゴミから香水だって作られるらしいから。 なんて、また自ら沼に入っていくんだよ。 非効率に生きましょ。 命とは多分そういうもの。2024.11.29
失速地点 あの日は最大に剥き出しの自分だったと思います。 整えられて勢いを失う前の、最もわたしだった日。 不確かで、格好悪く、でも自分なりに突き詰めてきたものが凝縮されていた瞬間でした。 それは誰かの評価ではなく、わたしの中にのみ確かに存在する、わた...2024.11.29
詩を映した窓の外 言葉には自信がないけれど、初めて詩に300円の価値がついた。 短い詩が窓に映り込んでいる、手作りのポストカード。 時間をかけて作ったけれど、誰も手には取らなくて、あぁやっぱり文章は難しいなって思っていた。 たったの1枚だったけど、はじめてだ...2024.11.26
どうしてそこに線を引くの どうしてそこに、色を塗ったの。 わたしには何もわからない。 その色を選んだのは、ただわたしがそれを求めたからで、 この絵を描いたのは、ただわたしが生きているからで。 どうしてあなたは今日、散歩で冬の桜並木を歩いたのかと、 どうして午後3時に...2024.11.25
無駄の山 言葉を並べても全然響いてこない日もあって、それでも心が向いたから綴ります。 自分でも書けていないことを感じています。 でもそれでいいと思っています。 恥ずかしいことを、恥ずかしげもなく残して、そんな無駄な時間が偶然を生み出すのだと、思ってい...2024.11.25