2024-02

 

Q柔らかくて冷たい色んな味の食べ物

残酷で美しいとはどんなでしょうか。 自分のことはよくわかりませんが、よく食べます。
 

春風

人間のどうしようもなさに触れた若葉が、懸命に詩おうとしています。 透き通るような柔らかさが懐かしくもあり、そのたくましい生命力に、少しだけ切なくなりました。 詩が届きますように。 日差しに透ける青さを見守る、落ち葉の願い。
 

なないろ

無意識に苦悩に向かって歩いている節があったかもしれません。 わたしは痛みを知る必要があったのだと思います。 結果、最大限自分がギリギリ耐えうるだけの経験は背負うことになりましたが、もう過去なんだよなと。 あたりまえですが、もう、終わったんだ...
 

滅してぬくぬく

恋愛で人生滅ぼすなら、 絵を描いて自滅する方がいい私は。 結局自分を選んだんだろうな。 まぁ絵を描いてぬくぬく人に囲まれて幸せなのが1番いいけど。
 

X

いつかさ、 もし偶然道ですれ違ったら、 笑い合おうね。 元気だった?元気でいてよねって。 ほんの10分くらいの立ち話。 たったそれだけがいい。
 

11

わたしの無力な愛に触れ合ないことで きみが自分らしく生きられるなら わたしができる小さな力で 2人が生きているこの世界がほんの少し きみに優しくなるように
 

蜘蛛の巣

あなたが愛を呪いたくなるほど 傷つかなくて済む世界がどこかにあって わたしがこんなに弱くて好きな人すら愛せない人間に ならなくて済む世界がどこかにあって 側にいて、家族になって、記憶を繋いで わたしもあなたもみんな 幸せでいますように
 

あの空の裏側で

どれだけ想ったって側にいないのが僕なんだよ。 どれだけ醜くても側にいたのがきみで。 苦しい時に、遠くから何ができるっていうの? 存在しない僕の想いなんて全て嘘にしかならないんだ。 誰かが傷つくことなんて考えもせず、なりふり構わず助けるのがき...
 

小型ライト

愛するなんて買い被りだよね。 些細なことしかできないんだよ僕は。 泣きたい夜が1日だけ減るとか。 世界を丸ごと消したい気持ちが10秒だけ短くなるとか。 もっと小さいかもしれない。 電車の中で一駅分だけうたた寝して、なんかスッキリできるとか。...
 

蛇の使者

「林檎をお食べ。食べればきっと幸せになれます。」 「まぁ!とても美味しそう! こんなに美味しそうな林檎を私が食べてはもったいないわ。 どうぞあなたがお食べになって。」