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いろんな言葉が頭をよぎって、胸が痛い。

だからどうってことではなく、ただ痛いって、それだけ。

10センチ開けたカーテンの隙間から覗く、夜明け前の空気が部屋に入り込み、音も無く、ぼくの背中に触れてくる。

繋がったあの時間は確かにそこに、あったよね?

離れていく距離が、全てを嘘に塗り替えようとしてくるんだ。

必死に払い除けようとする程、黒さが増す。

時間は進むんだよ、それぞれに。

自分の不器用さに悔やみながら、それでも歩くしかなくて、この道の先に何があるって言うの。

たどり着いた最後の日の、ぼくがいない朝も、きっと今日みたいなんだろうな。