傷つけるためにある棘を刺して、黒い場所に穴があいて、痛みを知って、もがいて、癒えていくために生きている。

棘は知ってるよ。

いつかきみが追い越して、歩んでいくことを。

ありがとうなんて、みじめな言葉を言わないでって、近付くものなら、また。