潰れた朝が好きなんだって

「好きだよ」

そうだね。でもきみが好きなのは“きみのことが好きな僕”

言葉は美しくて嘘ばかり。

きみは僕の闇を愛してはくれないよ。

僕の光がなくなった時、あわてて「愛してるよ」なんて触れてさ。

きみは優しくて、よかったね。

汚れてみてよ。僕みたいに。

笑って見てよ。僕みたいに。

夜の太陽を僕に教えて。