絶望に光る

どうにもならないような現実の中に、けして失うことのない輝きがあるということを自らの人生をもって体現したい。

どんなに優しい言葉も意味を持たなくなる、残酷な現実は常に今この瞬間に重なっている。

悔しいけれど、それが私たちの生きる世界。見ないふりはできたとしても。

一切の光も届かない場所から、拭いきれないほどの重い泥の中を歩き、それでも一点の光から目を離さない存在でありたい。

それは奉仕の精神なんていう崇高なものではなく、自分がそういう存在であることをただ知りたいだけ。

忘れたくない。