言葉の隙間∞記憶を繋ぐ
大開放マインド
「オープンすぎるよなぁ。」とのこと。 どうやら風通しが良すぎるようです。 そうは見えないでしょうけど。 つまり相当に不器用だと言うことです。 文章世界に吸い込まれて時間の無い空間に誘われそうなので、今…
天秤
いつも何かに夢中で、傾いている。 右に重りを置いてはガタン、 左に置いてはガタン、 繰り返し、繰り返し、こりずに。
仮想の薔薇
触れることができない代わりに、永遠です。
雪の記憶
去年の冬は一緒に雪を見たんだっけ。 曖昧になっていく記憶を悲しく思った。 絵ばかり描いて、せっかくの雪景色に見向きもしない自分が嫌で、 夕方、青く空気が染まる頃ベランダに出る。 ワンピースの下のヒート…
充電は落ちたまま
iPadの充電が落ちた。 何もせず、暗くなった画面をずっと、眺めていた。 イラストを描きやすい様に貼ったマットタイプの保護フィルムに、ぼやけた自分の顔が映っている。 私は今日何ができただろう。 頑張っ…
愛。そこにあるもの。
愛とは何ですか? 愛について聞いてみた。 「それは、包み込まれるようなもの。」 「自分と同じ感情が、そこにもあったと知れたときに愛を感じる。」 「尊重や自由。」 「本能は?愛?」 「本能は欲望でしょ。…
きいてはいけない子守唄
もういいかな。疲れたし。 なんて思う時もある。 ブラックホールに抱かれてこのまま眠ってしまおうか。 知っているんだ。 この子守唄は聴いたらいけないってこと。 私には作りたいものがあって 残したい絵があ…
クロス
顔がモザイクで覆われた救世主の、口から吐いた黒い蜘蛛に、縛られてやった。 自由を封じ、触れてはいけない扉をこじ開け、禁忌を犯すことを善とする。 高揚しながら、腹の中で虫が騒いでいることにすら、気づかな…
僕を見抜いて
何かを否定することなく、心に賛美し、触れ合いたいんだ。 でも不可能なのかも。 だからその方法を模索している。 上部の言葉に飽きたんだ。
波
偽物も本物も揺らいでいました。 時を刻む音に合わせて、振り子の様に蠢いていました。 惑うことのない真実は隙間にありました。