言葉の隙間∞記憶を繋ぐ
輝くすすき野原と大人の背中
午後の日差しを背に、白く発光しているすすきを眺めていました。 穏やかな風に揺れ、どこか遠く優しい世界へ、手招きをしているようでした。 「ずいぶん遠くまで来たな。」 車内でコーヒーを片手に、〝誰かに届け…
ドクターストップ
「絵や創作活動、自己表現をなるべく控えて。バランスを崩すから。」 白衣を着ない代わりに、全身ホワイトのコーディネート。 派手なオレンジの髪色が最高に似合っている。 歳をとったら、こういう格好いい人にな…
整った振る舞いも可能です
当たり障りの無い、静かな振る舞いをすることもできます。 お手本のような言葉を言うのは簡単です。 でも誰かを大切にしようと思ったとき、手本が何の意味もなさないと感じる瞬間があります。 誰かを傷つける事な…
愛の雨に沈む
夜、気づけば雨が降っていました。 久々に聞いた雨の音です。 雨に沈んで思い出します。 愛は雨のように降る。 誰にでも。 朝が来ますように。
笑顔誘発
女性の笑顔は最強だと思います。 無邪気に楽しそうにニコニコしているお顔を見ているときの、あの満たされる感覚。 そうかそうか、楽しいね、嬉しいね、かわいいなぁ。 こちらまで胸の中がキラキラしてきます。 …
いつまでたっても私
どんなに考えても、どんなに人の心に気持ちを寄せたつもりになっても、結局私の言葉から抜け出ることができない私。 自分を疑って違う視点を考えてみても、それすら私の中で考えている。 狭い狭い一個人の脳みそに…
季節外れの刺客
顔中ぶっつぶつに蚊に刺されて起床。 ぬくぬくお布団に包まれている顔から下は防御できた分、集中攻撃です。 今年の夏は全然刺されなかったのに、まさかの不意打ちです。
あくびをしたら隕石落ちた
地球を1つの生命体と考えたら、世の中の幸せも、不幸も完璧なバランスで、ありのまま成立していると言うことになります。 私と言う個人の視点で見たときには、幸せになりたくて、ジタバタしてしまうような現実も、…
天使の影絵
微笑むあなたは差別する 美しい言葉で着飾り、優しく諭し、微笑んだ 描いたことさえ忘れ去られ 僕は埃を被りかびていた
甘いたまごと時計の音に浸る朝。
3時間睡眠の割に、すっきりとした気分で起床。 リビングへ行くと、父の部屋から音楽が聞こえています。 今日の選曲は大きな古時計らしい。 低音を響かせるスピーカーの音が、我が家のささやかなモーニングタイム…