濁りのない時間

美しくて、忘れられない記憶はどうやったら残せるのだろう。

悲しみの感情や痛みを伴うものは抵抗することもできず、刻まれてしまう。

それを抱えて生きるために、後付けで想い出を書き替え、美化するような記憶ではなく。

美しすぎて、優しすぎて、眩しい一瞬。

他の何の感情も混ざらない時間を重ね、表現をしたい。