なないろ

無意識に苦悩に向かって歩いている節があったかもしれません。

わたしは痛みを知る必要があったのだと思います。

結果、最大限自分がギリギリ耐えうるだけの経験は背負うことになりましたが、もう過去なんだよなと。

あたりまえですが、もう、終わったんだ。全部。

と突然腑に落ちて、ぽかーんとしている昼下がり。

あまりの恐怖心により動悸で目覚める現象は相変わらずですが、まあこれは余韻とゆうことで。

痛みの代償に、角度を変え眺めるたびに様々な色に変化する、わたしにとっての無形財産を得ました。

ただ、ここからさらにそれを追求していくと、多分私は絵どころではなく、本当の意味で終わると思うので、ここからは願わくば、ぬるまゆの中で生きたいわたしです。