いちご

あなたがわたしの嫌いな人のために、世界を敵に回すとか。

あなたの孤独のために、わたしの心臓を差し出すでもなく。

平凡に不幸なまま、それなりに優しい人生が、気づけば2つ並んでて。

窓の外ながめながら、ショートケーキを半分こしました。

「いちごはどうする?」