濁りなく捧げ合う2人が帰る場所

ごめんねきみと死ねなくて。

きみの最後の日は優しく頬に触れて、ここにいるよって言うの。

ピアノは弾いている途中。

レースのカーテンがゆっくりなびく白い部屋。

卑怯なわたしの未来図。

だってわたし生きたいと思ってしまった。

きみとふたり眠るために、生まれたの命がありますように。

誰かとふたり終わるために、わたしが今日を生きていますように。