春風

人間のどうしようもなさに触れた若葉が、懸命に詩おうとしています。

透き通るような柔らかさが懐かしくもあり、そのたくましい生命力に、少しだけ切なくなりました。

詩が届きますように。

日差しに透ける青さを見守る、落ち葉の願い。