命の分解

助けて、という遠い空の声に、耳を塞いだまま

死んでいくのが星なんだって、誰も気づかないで泣いている。

かつては輝きだった何かが、空中分解した後にようやく詩を聞いて、

後悔と一緒に産声をあげる。

何度も何度も。